四十肩
- 高い所のものを取ろうとしたら肩が痛い
- 寝ている時に肩が痛くて目が覚める
- 洗濯ものを干すのがつらい
- つり革に捕まるのが大変
- 腕が背中に回らない
上記の症状でお悩みはないですか?
そんなあなたは「四十肩」かもしれません!
四十肩とは?
四十肩とは組織が退化し硬くなり炎症を起こし、肩関節の関節包が狭小化したことで肩関節の痛みや動きの制限が生じる症状です。
四十肩は加齢によるものが多く、肩を水平に上げ保つのが難しくなることがあります。
悪化すると夜寝ている時に肩が痛くて寝られなくなることもあります。そのため、髪を洗うのが大変になった、高い場所にあるものが取りづらくなった、衣類のお着替えの時に痛くて辛いなどの症状が現れます。
症状
発症する肩は利き腕とは関係なく、左右一方の肩に起こり、両方の肩が同時に発症することはほぼないです。
しかし、一方の肩が発症した後にもう一方が痛くなることはあります。
多くの場合は運動療法や痛み止めなどの保存的な治療により改善されます。
四十肩が進行すると肩関節の動きが悪くなり、肩関節の拘縮や凍結肩(Frozen Shoulder)といわれる状態になることがあります。
四十肩の症状は進行に応じて急性期、慢性期、回復期の3段階に分かれます。
急性期の症状
四十肩が発症してから2週間ほどを急性期といいます。急性期では、運動時だけでなく、安静時や夜間でも肩に痛みがあります。
この時期に肩の痛みを気にして動かさないようにすると、肩の動く範囲が徐々に狭くなる原因になります。
慢性期の症状
慢性期では肩の痛みは徐々に軽減します。しかし、この時期はまだ肩の動く範囲が狭いままです。
回復期の症状
発症から約半年ほど経過すると、回復期に入ります。回復期に入ると、関節の痛みや動きが徐々に軽減していきます。
痛みや肩の動く範囲がほぼ元の状態に回復するには、通常約1年前後かかるといわれています。しかし、治療内容によっては数年後に再発したり、反対側に同様の症状が現れたりすることもあります。
どうしてなるの?
肩関節は、動く範囲が広いため、身体の関節の中でも特に不安定な構造をしています。
そのため、外れやすく脱臼、捻挫をしやすいです。
その不安定な肩関節を支えるために、周りの様々な筋肉が関節を支え、助け合い、関節のつくりを複雑にさせています。
肩関節は構造が複雑なので、肩の使い方によっては、あらゆる箇所に負担が蓄積します。
それにより血行が悪くなり、肩関節や組織が固くなり動かしづらくなります。
検査方法
肩こりと四十肩は混同されがちですが、実はまったく別のものです。見極めの際に重要なのは、「肩を動かすことができるかどうか」です。肩こりは四十肩のように、肩が動かせなくなることはありません。肩こりの痛みは鈍い痛みですが、四十肩の痛みは鋭いのが特徴です。
そこで、下記の動きなどをしていただきます。
- 反対の方に手が届きますか?
- 両手を頭の後ろに回せますか?
- 両手を腰に回せますか?
- 脇をしめて両手を外側に広げられますか?
- 両手を正面で合わせることはできますか?
この動きなどを基準に判断します。
その時に骨腫瘍や石灰沈着性腱板炎など他の病気の可能性がないことも同時に確認します。
福生整骨院グループでの施術方法
もっとも有効な治療法は正しい姿勢で肩を安静にすることです。
福生整骨院グループでは、レッグチェック、マニプレーションをすることで体の歪みをチェックします。
そのうえで安静指導をし、ハイボルトという検査機器を使用して治療を行っております。
ハイボルトを肩の痛みのある部位に刺激を入れ、刺激が入ることで炎症を抑制、痛みを感じづらくさせます。
安静にすることで肩の負担が軽減し、炎症が落ち着いた状態でハイボルトの刺激を入れることで効果は倍増します。
痛みが無くなった後にはトムソンベッドで矯正することで痛みの再発防止、姿勢改善をします。
福生市、立川市、あきる野市、青梅市、羽村市、昭島市で展開する福生整骨院グループで、お身体のお悩みを一緒に解消しましょう。お気軽にご相談ください。