股関節痛
- 立ちっぱなしが続くと股関節が痛くなる
- 歩くと股関節に違和感や痛みがある
- 動かすと股関節がポキポキなる
- 妊娠、出産をしてから股関節の様子がおかしい
- 開脚ができなくなった
その股関節の痛み、ほっておくと大変なことになりますよ!
なぜ、股関節に痛みが出てくるのか
多くは
・使いすぎ
・仕事や日常生活で負荷がかかることが多い
・姿勢のゆがみ
・筋力低下
・一度スポーツなどでけがをした
このようなことから股関節痛が出てき始めます。
また、筋肉は層に分かれており、大きく分けて表層筋、深層筋に分かれます。
表層筋は体を意識的に動かすことや瞬発力に長けています。
深層筋【インナーマッスル】は体を意識的に動かすことは出来ませんが姿勢の維持のするために常に働いております。
深層筋【インナーマッスル】の低下が症状や姿勢に関係いたします。
ひどくなると変形性股関節症の可能性も!?
変形性股関節とは・・・
①老化現象
②生まれつきの骨の異常
上記の2つが原因で股関節が変形を起こし、股関節又は膝関節にかけて痛みや動きにくさが出てくるものをいいます。
たどころ整骨院では大きく分けてこの2種類の股関節の痛みについて説明していきます。
①老化現象によるもの
長年の股関節の使用によって、関節(骨と骨)が擦れ合う事により軟骨が摩耗し変形が起こってきますが、これはほとんどの方が起きてきます。
しかし、全員が均等に摩耗していくわけではなく摩耗が少ない人、多い人と分かれていきます。
この股関節の摩耗具合の差は次のような要因があると考えています。
- 体重
股関節は体重の増加によって負担の度合いが変わり、体重が増加すればするほど股関節にかかる負担は増え軟骨の摩耗、変形は加速します。 - 過度な運動
股関節の負担は、歩行時に体重の約3倍、階段昇降時は約6倍とかかってきます。特に階段は降りる時の方が負担が大きく、約9倍かかるという報告もあります。登山も下りの方が足にかかる負担は大きいと感じる方も多いはずです。 - 姿勢(バランス)
体のバランスが悪くなっていると、股関節に均等に負荷が掛からず片側ばかり使うので片側が早く摩耗、変形してきます。たどころ整骨院で変形性股関節で見ている方は片側の股関節が痛いと訴える方が多いです。
上記の要因が股関節の変形に大きく関係し、特に「姿勢・体のバランス」が最重要と考えています。
日常生活上、少なからず「摩耗・変形」は起きてくるので、最小限に抑えるために上記のものは覚えておいてくださいね!
②発育性股関節形成不全によるもの
発育性股関節形成不全、先天性股関節脱臼など生まれつきの股関節の異常がある場合、変形性股関節に進行することが多いとされています。
これらのものは、生まれつき股関節の変形があるために通常の骨格よりも負担が大きいとされています。
基本的には股関節専門の医療機関の適応になります。
ただし形成不全の股関節は動かせる範囲が極端に少ない場合があり、一般の方に比べて股関節周りの筋肉が固くなる傾向があります。
ですので、定期的に股関節周りの柔軟性を保つために「マッサージ・ストレッチ」は重要になります。
股関節の何が磨り減る?変形?
股関節だけではなく、全ての関節に「軟骨」というものが存在します。
始めに磨り減るのがこの「軟骨」というものになり、レントゲン等で関節の隙間が無くなてきていると言われた方はほとんどの場合はこの「軟骨」が磨り減っています。
この段階では、違和感や軽い痛み程度です。
軟骨のすり減りが多くなってくると次第に変形がおこり、負担の掛かる骨の部分が硬化していきます。
硬化するとレントゲンでは白く映り、痛みは強くなってきます。
ですので、「軟骨」が擦り切れる前に股関節に掛かる負担を減らし、軟骨の磨り減りを最小限にすることが重要になると考えています。
福生市、立川市、あきる野市、青梅市、昭島市、羽村市で展開する福生整骨院グループで、お身体のお悩みを一緒に解消しましょう。お気軽にご相談ください。