変形性膝関節症
目次
- 気を付けの姿勢をすると膝と膝の間がこぶし1つ分以上離れる
- 運動をし始めると膝が痛むが、続けていくと痛みが落ち着く
- 歩行時に膝が伸びきらず、正座、階段の昇り降りが辛い
- 立ち上がり、歩き始めに痛むが休めば痛みがとれる
- 膝がガクガクして不安定
上記の症状でお悩みではないですか?
そんなあなたは「変形性膝関節症」かもしれません!
変形性膝関節症とは?
体重や加齢などの影響から膝のクッションの役割をしている関節軟骨がすり減り、膝に強い痛みが出たり、変形により痛みや腫れが出たりします。
特に女性に発生することが多く、加齢、肥満、外傷なども変形性膝関節症の発症に関与していると言われています。
症状
膝に炎症が起こり、水が溜まる関節水腫という状態になることもあります。
人は立ち上がると膝蓋骨という膝のお皿の形が見えますが、関節水腫になると溜まった水のせいで膝蓋骨が見えなくなり膝の曲げ伸ばしにも影響します。
変形性膝関節症の症状は進行に応じて初期、中期、末期の3段階に分かれます
初期
立ち上がりや歩き始めなど膝を動かした時に生じる痛みがありますが、休めば痛みがとれることがほとんどです。
中期
動作時痛の頻度が増えて、正座やしゃがみ込み、階段の昇り降りなどの動作が困難になり、膝の曲げ伸ばしも辛くなるなど膝の動きが制限されていきます。
末期
膝が完全に曲がりきらない、ピンと伸びない状態が進んで歩行が困難になり、日常生活に支障をきたすようになります。
また、膝の変形が目立ちO脚にもなります。
どうしてなるの?
日本人はO脚の人が多く、膝の内側に負担がかかります。半月板はクッションの役割をしており、負荷とともに徐々に質が変化して少しのストレスで切れてしまうこともあります。
半月板が切れるとその位置がずれてクッションの役目を果たさなくなり、軟骨が減ってゆく原因ともなります。
他にも加齢や体重によって徐々に進行します。
膝には体重がかかるので、過度な体重増加は軟骨損傷を進行させる大きな原因となります。
検査方法
まずは問診や触診で膝の痛みや腫れ、関節の状態などを調べます。
その後に膝関節弛緩性テストでは関節弛緩性の有無を確認します。
評価では前後および内外反の動揺性を確認します。
前後の弛緩性はラックマンテスト、内外反動揺性は内反・外反ストレステストを行います。
次に膝蓋跳躍を確認します。
膝蓋骨の可動性を調べると同時に、炎症により関節内に水が溜まっていないかを確認します。
以上のことから変形性膝関節症なのかを判断をしていきます。
福生整骨院グループでの施術方法
まず有効な治療法は正しい姿勢で膝を安静にすることです。
福生整骨院グループでは、レッグチェック、マニプレーションをすることで体の歪みをチェックします。
そのうえで安静指導をし、ハイボルトという検査機器を使用して治療を行っております。
ハイボルトを膝の痛みのある部位に刺激を入れ、刺激が入ることで炎症を抑制、痛みを感じづらくさせます。
安静にすることで膝の負担が軽減し、炎症が落ち着いた状態でハイボルトの刺激を入れることで効果は倍増します。
痛みが無くなった後にはトムソンベッドで矯正することで痛みの再発防止、姿勢改善をします。
福生市、立川市、あきる野市、青梅市、羽村市、昭島市で展開する福生整骨院グループで、お身体のお悩みを一緒に解消しましょう。お気軽にご相談ください。