ばね指

  • 手のひら側の指の付け根に圧痛や腫れ、熱を持った感じがある
  • 指の曲げ伸ばしが滑らかでなく、途中で引っかかりがある
  • 起床時、指がこわばり、動かしにくい
  • 指が曲がったまま戻らない
  • 曲がった指を無理に戻そうとして力を入れるとカクンとはねる(ばね現象)

上記の症状でお悩みではないですか?
そんなあなたは「ばね指」かもしれません!

ばね指とは?

ばね指とは、指に発症する腱鞘炎の一つです。
発症すると、指の付け根の痛みや腫れなどの症状が出現します。
初期症状は朝方に悪化することが多く、日中は指を使用することで症状が改善されます。
症状が悪化すると“ばね現象”と呼ばれる指がはねるような動作を伴うようになります。

症状

指の付け根における痛みや腫れ、熱感を呈することがあります。
初期症状は朝方が強く、日常動作を重ねることで徐々に症状が緩和されていきます。
靱帯性腱鞘の中には滑膜性腱鞘があり腱鞘内を流れています。
夜間指を動かしていないと滑液(潤滑油)が流れず朝方動き始めが痛いのですが
徐々に動かすにつれ改善するというわけです。
進行すると滑膜腱鞘も圧迫され、滑液(潤滑油)が枯れてしまい指の曲げ伸ばしが
スムーズにできなくなります。
さらに締め付けが強くなると腱鞘の前後で腱が肥大しそれが腱を通る時に“ばね現象”と
呼ばれる症状を出現させ指が引っかかるような動作をするようになります。
さらに悪化すると指が動かなくなってしまう(ロッキング)が起こることもあります。

どうしてなるの?

指の曲げ伸ばし運動は、前腕と指をつなぐ筋肉のはたらきによって行われています。
指と前腕をつなぐ筋肉は腱となって骨につながることになるのですが、指先の運動に
伴って腱が安定性を保てるように“靱帯性腱鞘”と呼ばれる組織で補強されています。

腱鞘はバンドのような輪になっており、その中を腱が行き来することで指の曲げ伸ばしを
滑らかに行うことができます。この部分の通過障害による炎症を腱鞘炎といいます。

指の腱鞘が何らかの原因でむくんだり硬くなったりすると、腱鞘とその中を通っている
屈筋腱がこすれ合い、炎症し腫れてきます。このため、腫れた部分が引っかかり
指を伸ばそうと強い力を加えると「カクン」と跳ねるようになります。
このように発症するのがばね指です。

通過障害が起こる原因は、腱鞘が肥厚、硬くなることにより起きます。年齢が高くなるに
つれて腱鞘の組織が硬くなります。特に女性ホルモンが関与しているので
妊娠後期や更年期の女性に多いです。
他にも最近ではデスクワークの方やスマートフォンの使用頻度が高い方にも発症しています。

検査

ばね指は、靱帯性腱鞘とそこを通過する屈筋腱との間に炎症が生じることで発症します。この部位は指の根元にあり、MP関節と呼ばれる部位に相当します。ばね指では、MP関節の手のひら側を圧迫することで痛みが誘発されます。

 

触診をしながら指先を伸ばす動作をすることで腱がこすれることになるのでこの抵抗感を感知することができます。こうした症状をもとにして、ばね指かどうか判断します。

 

なお、糖尿病や透析、関節リウマチなどに関連して発症するばね指の場合、1カ所のMP関節で症状が治まることなく別の関節にも発症することもあります。

福生整骨院グループの治療方法

もっとも有効な治療法は正しい姿勢で指の安静です。

福生整骨院グループでは、レッグチェック、マニプレーションをすることで体の歪みをチェックします。

そのうえで安静指導をし、ハイボルトという検査機器を使用して治療を行っております。

ハイボルトを手のひら側の痛みのある部位に刺激を入れ、刺激が入ることで炎症を抑制、痛みを感じづらくさせます。

安静にすることで手の負担が軽減し、炎症が落ち着いた状態でハイボルトの刺激を入れることで効果は倍増します。

痛みが無くなった後にはトムソンベッドで矯正することで痛みの再発防止、姿勢改善をします。

福生市、立川市、あきる野市、青梅市、羽村市、昭島市で展開する福生整骨院グループ

ばね指治療を受けられた患者様の声

 

【氏名】 S.I様

【年齢】 67歳

【住所】 立川市

【職業】 元保育士、現在もパートで保育士を継続

頂いた声

保育士を長年してきて、50歳を過ぎた頃から左手中指に痛みがでてきて指も腫れてきました。

保育の仕事は子どもの介助で抱き上げる下ろす、食事の配膳で重いテーブルを動かす運ぶ、掃除や雑巾がけ等の雑用が多く、首、肩、背中、そして腕は使いすぎの状態になっていました。

グーパーしても指がスムーズに動かず、朝は握った手が開かないことが多くなりました。

整形外科を受診しても年齢のこともあるから手首のストレッチをするようにと指導を受けました。

実際、思いついてストレッチをしますが改善が感じられず長続きしませんでした。

痛みと付き合っていくしかないt半分諦めて過ごしていて首、肩、背中の痛みで立川わかば整骨院で治療をしている際にばね指の事も困っていると相談したら治療法があるとのことで相談にのって頂きました。

それから週に1度の通院で首、肩、背中に加え、ばね指の治療をしてもらうようになり10年以上も悩んだり痛かった指が信じられない程に楽になっていきます「治るんだ!!」痛みから開放されて日々の生活や家事が苦にならなくなりました。

【免責事項】患者様個人の感想であり・効能を保証するものではありません。

執筆者:柔道整復師
福生整骨院グループ 代表 清水 滋

福生整骨院グループ代表

福生整骨院グループのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。代表の清水と申します。
1998年に福生市に福生整骨院をオープンしてから 20 年以上の年月が経ちました。
最近の整骨院はどちらかと言うと整形外科的な雰囲気、または、マッサージ的な雰囲気の院が多くありますが、福生整骨院グループは、東洋医学的な心と身体の調和を基盤とした健康観と、筋骨格バランス調整を中心とした手を使って人を癒す施術に特徴がある整骨院です。

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